婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】



あらら、レオ様すごく落ち込んでる。



十歳の男の子にとって、天気の良い日のお勉強ほど嫌なものはないもんね?


……よしっ


可愛いレオ様のために、私が人肌脱ぎましょうっ!!




そう決めた私は、歩きだそうとしたレオ様の手を取る。


そして、私に任せなさいっ!と気持ちを込めて手をきゅっと握る。



「……なんだよ、リオ」



レオ様はそんな私を怪訝そうに見上げた。
私はそんなレオ様に向けて満面の笑みを浮かべる。



そして、覚悟を決めてよしっ!と気合いをいれると、レオ様に声をかける。



「レオ様、ちょっと失礼しますねっ?」

「は?ちょ!おま…わあああっ!?」



私はレオ様の小さな身体を思いっきり抱きしめると持ち上げた。