婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】



「レオ様!朝食が終わったら僕と一緒に遊びましょうかっ!良い場所があるんですよ!」


「だ、誰がお前なんかと遊ぶかよ……っ」



フンッとそっぽを向くレオ様。


だけれど、横を向いたレオ様の耳はほんのり赤くなっていて


素直じゃないなぁ……と、私はその姿が可愛いくてクスクスと笑う。



前世の弟とご飯を食べているような、あたたかい気持ちになった。





その後、朝食を二人で完食して何して遊ぼうかなー?なんて立ち上がった

その時だった。



一人の年配の執事様が、申し訳なさそうな顔であらわれた。



「レオ様、お勉強の時間でございます」



その言葉を聞いた瞬間、レオ様はあからさまに嫌な顔をして、肩をガクッと落として落ち込んでしまった。