婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】



振り返って私の顔を見るなり、一瞬で眉を寄せると不機嫌な顔になるレオ様。



「お、お前は昨日のクソひょろ男!!突然背後に立つな!兄上の専属のくせになんでここにいるんだよ?」


「えへへ、ギル様は公務でお出かけされたので、今は自由時間なんです。
レオ様、僕もここで一緒に食べていいですか?」



返事を聞く前にお腹が限界の私は、さらっと横に座った。
そんな私に目を見開くレオ様。



「はぁ!?誰がそんなこと許可す…」


「わぁ〜!このフレンチトーストすっごく美味しそう!いただきまーーす!」


「おいっ!人の話を聞けよっ!!」



お腹が限界だった私は目の前のフレンチトーストに目が釘付けになってしまった。