「…な、何するんだお前っ!!離せっ、離せよ!!」
レオ様は信じられないものを見るような目で私を見ると、怒りなのか照れてるのか分からないけど顔を真っ赤にさせていた。
「男のくせに抱きつくな!! 気持ち悪いだろっ!!」
「えへへ、だってレオ様が生意気で可愛いすぎますっ!本当に可愛いぃぃいっ!」
キラキラと目が輝く私をめちゃくちゃ嫌そうな顔で見るレオ様がいる。
「……ーーーっ!!」
そんな様子を見ていたアル様は、ぽかんと綺麗な瞳を丸くしていた。
男同士で抱きつく目の前の光景に言葉を失ってしまっているみたいだ。
そして、暫くするとアル様はくすくすと笑うと、優しい口調で私をレオ様から引き離した。
「こら、リオ。レオの顔が真っ赤になってるよ。まだ案内が残ってるんだから、離してあげなよ」
レオ様の身体が私から遠ざかっていく。
残念……と心の中で小さくため息をつく。



