「顔を真っ赤にさせちゃって……見せつけてくれるねぇ?ほら、むかつくから早くみんなのところに行くよ?」
アル様は呆れ気味に笑うと、先に歩き出した。
その後ろを、ギル様に優しく手を引かれてお屋敷へと向かった。
すると、屋敷の大きな扉が勢いよく開くと、レオ様が走りよってきた。
「アル!兄上!おかえりっ!!
大変なんだよっ!リオがどこ探してもいないんだけど知らな…………はっ?!」
息を切らせて慌ててたレオ様は、私の姿に気づくなり、ぴたっと固まった。
私はそんなことより、レオ様が心配して探し回っていてくれたことに感動していた。
レオ様……私のことをそんなに心配してくれてたの……?!?!
可愛い……可愛いすぎるっ!!!
そう思った瞬間……
「レーオーさーまぁーーーーっ!!!」
「う、うわぁっ!?!?!」
やっぱり令嬢らしくなんて全然できなくて、あまりの嬉しさに理性に負けた私はだっしゅで走ると思いっきり抱きついた。
「ぐへっ……な、なんだよその格好!!だ、抱きつくなってば!!!」
今日も照れちゃって可愛いんだからぁ〜!!!
と、思いながらさらにぎゅっと抱きしめた。



