かっこいい……じゃなくて
まずいっ!思いっきり仕事サボってるのばれちゃった……ど、どうしようっ!!
この状況に、冷や汗をだらだら流していると
「ふっ……、やっと捕まえた。
お前さいきん俺を避けているよな?専属執事の仕事はどうした?
俺を避けている理由はなんだ?」
私をベッドに組み引いたまま、綺麗な顔で質問責めにしながら、ジリジリと私に顔を近づけてくる。
「……ギ、ギル様っ……」
そして、焦る私を楽しむように頬にすっと手を這わせると、私の顔をじっくりと見つめる。
「なぁ……あの日俺に大嫌いと言ったのはどういう意味だ?」
「そ、それは……その……」
「俺はお前に嫌われるようなことをした覚えはないが?」
綺麗な顔を意地悪に染めて笑うギル様に、目を奪われる私は重症だ。
意地悪な顔をしているのに、その顔はとても綺麗で、私を見つめる青い瞳はキラキラしていて……
……し、心臓が持ちませんっ!!!
追い詰められているというのに、ギル様の破壊力に言い訳を何も考えられなかった。
だけれど、さらに追い打ちをかけるように意地悪な顔をするギル様の口からは、爆弾が落とされる。



