その後、ミアにカツラまで綺麗にしてもらうと、私は新しい執事服に着替える。
「ミア、ありがとう」
「いいえっ、これからギル様のお部屋に向かうのですか?」
お礼を言うとニヤニヤとしたミアが私に尋ねる。
「う、うん……」
「リオ様っ!!負けないでがんばってくださいねっ!!私は応援してますからっ!」
そう言って楽しそうに笑うミアに照れながら手を振ると、私はギル様の部屋に向かった。
ギル様を好きだと自覚すると、不思議なもので今まで何も思わなかったのに
部屋に近づくにつれて、胸がきゅんきゅんとする。
私……本当に好きなんだ……
ひゃーっ!!どうしようっ!!
完全に乙女モードになってしまった自分に喝をいれながら、ギル様の部屋の扉までたどり着いた。



