「いつも元気なリオくんも、風邪ひくんだねぇ……」
そう呟くと、リオくんは
「うぅ……あつい……くるし……」
「ごめんね?もう少しだけ我慢できるかな?メイドを呼んでるからその子に着替えさせ……」
聞こえてるか分からないけれど、苦しそうなリオくんに声をかけた、その時だった。
リオくん……いや、彼女が自分の頭に手を伸ばすと苦しそうに茶色の髪の毛を引っ張る。
何をしてるの?と思った、次の瞬間
彼女の頭からは淡いピンクの髪の毛が、はらはらとベッドに散らばって広がった。
「……っ」
元々可愛いらしい顔には、はらはらと落ちるピンクの髪の毛がとても似合っていた。
いつもの茶色のショートカットも元気な感じで可愛いけれど……、なんだろう……長い髪の毛のせいかな?さらに女性らしさが増した彼女は驚くほど可愛いらしい。
さすがに髪の毛まで隠してたなんて思わなかった俺は、リオくんの変貌っぷりに驚いていると彼女は苦しげに顔を歪ませたあと、微かに目を開いた。
その表情はとても魅力的で、目がとろんと潤み浅い呼吸を繰り返しながら小さな唇が開く。
「うぅ……ん……あつい……」
いつもの元気いっぱいな彼女からは想像できないほどに、色気溢れるその姿に胸がドキッと音を立てた。



