リオくんの部屋に向かいながら、考える。
さすがに女の子のお世話をする訳にはいかないよなぁ……、信用できそうな口のかたそうなメイド…………
思考を巡らせていると、一人だけちゃんと仕事ができて信用できるメイドがいることを思い出す。
そして、俺はそこら辺にいるメイドに声をかける。
「あ、そこの君、悪いけどメイドのミアをリオの部屋に呼んでもらえるかい?俺が呼んでるって伝えて?急いで寄越してもらえると助かるな」
「は、はい!かしこまりました!」
ニッコリと笑うと顔を真っ赤にさせたメイドがバタバタと走り去っていった。
メイドたちのそんな反応もいつもの事で気にすることなく、再びリオくんの部屋に歩みを進める。
そして部屋に着き、そっとベッドにおろすと、息が荒く顔を真っ赤にして、熱にうなされているリオくん。
そんな表情を見て少しだけ胸が痛む。



