湯を浴びると、少しだけ混乱してた気持ちがすっとした気がして部屋に戻る。
濡れた髪をタオルで拭いながらベッドに視線を向けた俺は、思わず小さく吹き出した。
「ふっ……」
そこには、せっかく毛布をかけてあげたというのに、毛布はめくれ上がり豪快に大の字になって眠るリオの姿があった。
呆れつつも、どこか愛おしいそんな姿を俺はじっと見つめていると……あることに気がつく。
「……なんだ……?」
リオにそっと近寄ると、茶色の髪の毛の下から淡いピンクの髪の毛がぴょんっと飛び出していた。
……ドクンッ
まさか…と俺の胸の奥はドクドクと大きな音を立てる。
緊張をしながら……リオの茶色の髪の毛に手をかける……起こさぬようにそっと引っ張る。
その下からは、淡いピンクの髪の毛がはらはらと落ちていきベッドの上に広がった。
「……っ!!」
あまりの驚きに声も出なかった。
俺の愛しいリリィの姿がそこにはあった……。



