レオの気配が消えたのを確かめると、俺は腕の中の彼女をそっと離した。
「とりあえずその格好は、目のやり場に困るね……。それに、レオがまた来たらまずいからこれ着て」
俺は自分が着ていた黒のシャツを脱ぎ捨てた。
上裸になった俺は、恥ずかしそうにしている彼女の頭の上に俺のでかすぎる黒シャツを被せると、すぽっと上から着せてやった。
彼女にはかなり大きくてゆったりしてたお陰で胸元がちゃんと隠れたようで安心した。
「……よし、よさそうだね。とりあえずこっちにおいで」
「えと…あの…ありがとうございます…アル様」
お礼を言う彼女の手を優しく引っ張る。
彼女を気遣うようにエスコートして、川から引き上げると岩場へ誘導した。
シャツと彼女のカツラが乾くように太陽の光が当たる岩場を選び二人並んで腰を下ろす。



