婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】


「アル様ー!滝の近く、すっごく涼しいですよー!」

「こらリオ、あんまり調子に乗ってると滑るよ?」

「大丈夫ですよーう!僕、運動神経はいい方ですか…………うぎゃっ!?わわわわ!!はわっ!!!」


もちろん、フラグは見事に回収された。


濡れた岩で足を滑らせ、私の身体はバランスを崩した。

そのまま、滝の真下の滝壺に向かって真っ逆さまに落ちていく。



きゃあーっ!久々の浮遊感最高っ!!!



と呑気なことを考えていたけど、落ちる中あることを思い出した。


待って!!レオ様にバレたきっかけはカツラよ!!アル様の前でカツラが外れたら完全に終わる!!カツラを死守するのよっ!!