「実は……アル様と仲良くなりたいんです!アル様が絶対に喜ぶすっごく美味しいお料理の作り方を僕に教えてください!!お願いします!ロキさん!!」
「アル様と仲良くなりたい、ねぇ……。リオくんはアルと仲が悪いの?めずらしいね」
ロキさんは綺麗な淡いアメジスト色の髪を揺らし、不思議そうに首を傾げた。
「ぼ、僕は、命を狙われてるんですっっ!!」
「ふふっ…本当に?リオくん、なんか悪いことでもしたの?」
「し、してないですよぉっ!!とりあえず!助けてくださいよぉっ……!」
私は必死すぎてロキさんの引き締まった腕にしがみつくと涙目でロキさんをこれでもかと見つめる。
ロキさんはそんな私に目を見開く。
そして、その綺麗な瞳を細めると私の頬にそっと手を添えて、色っぽい声で囁いた。



