え?もしかしなくても、私って……もの凄くアル様に嫌われてる……!?
真顔で「殺すからね」と言い放ったアル様の冷たい瞳と声が頭から離れない。
私はただ、ギル様の八つ当たりを阻止しようとしただけなのに……
完全にギル様を、誘惑する危険な回し者だと思われてるじゃん……。
なんだか納得できない私は枕に顔を埋めて文句を言い放つ。
「私は本当にただみんなをモラハラから守ろうと思っただけなのにぃぃっ!!
私がいなくちゃアル様だってモラハラ攻撃されて大変だったのよ?!気づいてないの?!」
枕に顔を埋めながら、ジタバタとベッドの上で怒りをぶつける。
けれど、ジタバタすると余計に疲れてきた私は欠伸が出てきた。
「………………まぁ、そのうち私の有難みがわかるよねぇー……ふわぁぁあ……ねむ…い…」
枕に怒りを発散した私はウトウトしてきて
そのうち、みんなに感謝される日がくるかもぉ〜
なんて脳天気なことを考えながら、いつの間にか呑気に深い眠りへと落ちていくのだった。



