う、嘘でしょ?!?し、死ぬ……っ!!!
死を覚悟しながらあまりの恐ろしさに、震えながら目をぎゅっと瞑ると
ガンッ……!!!
私の顔の真横から激しい音が聞こえ、恐る恐る目を見開くと、壁に深く突き刺さる剣が顔の真横でギラリと光る。
あまりの恐怖と剣の威圧感に、私はそのままふらふらと床へ腰を抜かしてへたり込んでしまった。
前世のあんなにトラウマだったモラハラ男が可愛いく見えてしまうほどの衝撃と恐怖がそこにはあった。
床に腰を抜かして震える私を冷たく見下ろし鼻で笑うアル様は、突き刺した剣を壁から引き抜く。
そして、最後に酷く冷めた声で
「……覚悟しててね」
それだけを言い残すと、アル様はすらりとした背中を私に見せると、静かに部屋を出ていったのだった。



