幼なじみがこんなにも私に恋していたなんて

今思ってもあの時の自分の行動に納得がいかない。

死を目前にしててもその瞬間、その時は何も感じないんだ。

「・・・・・・玲奈ちゃん」

走っていったはずの澪ちゃんが後ろを振り向いて私の所へ来た。

そのまま勢い余ってなのかは分からないけど私に抱き着いて泣き出した。

「ごめん・・・・・・ごめん、ねっ・・・・・・しんどいでしょ・・・・・・普通に生活送れないでしょ・・・・・・」

澪ちゃんもそうなのかな。

そう思った私は澪ちゃんの背に手を回した。

「大丈夫だよ」

そう言って私は澪ちゃんの手を離して歩いて行った。

「大丈夫だよ。バイバイ」

私は振り向きざまに手を振って廊下を歩いていった。

足音が聞こえないからきっと立ち尽くしてるのだろう。

もう、澪ちゃん達には友達以上にはならないでおこう。

そう心に決めて私は歩いた。