玲奈ちゃんは感情のこもっていない声で淡々と告げる。
「・・・・・・どっちの味方するかって聞かれたら正直微妙なところだね」
そう言いながら玲奈ちゃんはナイフを突き出す仁くんに平気で近付く。
「この脅迫罪くんは普通に人間として逸脱してる。でも・・・・・・」
この状況なら私が言うのも何だけれど誰もが私の味方をする気がする。
でも、玲奈ちゃんはそうじゃなかった。
「澪ちゃんも五十嵐くんに依存してる。五十嵐くんが澪ちゃんに依存してるのは目に見て分かるけど」
私は玲奈ちゃんの言葉に衝撃を受ける。
後者にも前者にも。
私が仁くんに、仁くんが私に依存しているなんて思考に至らなかった。
「なのに澪ちゃんはそれにも気づかないで五十嵐くんからの重圧を全部背負って疲れが生じる・・・・・・でも澪ちゃんは気付いてないから今日聞いても疲れてないって言った」
玲奈ちゃんは私にそう言い切った所で振り向いて仁くんを見る。
「五十嵐くんは知らないと思うけど、五十嵐くんが廊下に一回出た時ちょっとだけ澪ちゃん恋バナして。それで澪ちゃんが言ったこと。今から言うから聞いててよ」
玲奈ちゃんの言葉に仁くんはナイフを下げる。
「『仁くんはもしかしたら私のこと好きじゃないのかもって・・・・・・それに・・・・・・私より良い子も可愛い子もいっぱいいるのに何で仁くんは私なんだろうって・・・・・・仁くんが私から離れるのは嫌だし、悲しいし・・・・・・辛いし・・・・・・』だって。五十嵐くんも澪ちゃんのちょっとやそっとの本能的な行動見過ごしてあげてよ」
そう言い切った玲奈ちゃんは「バイバイ」と言って靴を履き替え、帰って行った。
玲奈ちゃんが去って数秒。
「・・・・・・どっちの味方するかって聞かれたら正直微妙なところだね」
そう言いながら玲奈ちゃんはナイフを突き出す仁くんに平気で近付く。
「この脅迫罪くんは普通に人間として逸脱してる。でも・・・・・・」
この状況なら私が言うのも何だけれど誰もが私の味方をする気がする。
でも、玲奈ちゃんはそうじゃなかった。
「澪ちゃんも五十嵐くんに依存してる。五十嵐くんが澪ちゃんに依存してるのは目に見て分かるけど」
私は玲奈ちゃんの言葉に衝撃を受ける。
後者にも前者にも。
私が仁くんに、仁くんが私に依存しているなんて思考に至らなかった。
「なのに澪ちゃんはそれにも気づかないで五十嵐くんからの重圧を全部背負って疲れが生じる・・・・・・でも澪ちゃんは気付いてないから今日聞いても疲れてないって言った」
玲奈ちゃんは私にそう言い切った所で振り向いて仁くんを見る。
「五十嵐くんは知らないと思うけど、五十嵐くんが廊下に一回出た時ちょっとだけ澪ちゃん恋バナして。それで澪ちゃんが言ったこと。今から言うから聞いててよ」
玲奈ちゃんの言葉に仁くんはナイフを下げる。
「『仁くんはもしかしたら私のこと好きじゃないのかもって・・・・・・それに・・・・・・私より良い子も可愛い子もいっぱいいるのに何で仁くんは私なんだろうって・・・・・・仁くんが私から離れるのは嫌だし、悲しいし・・・・・・辛いし・・・・・・』だって。五十嵐くんも澪ちゃんのちょっとやそっとの本能的な行動見過ごしてあげてよ」
そう言い切った玲奈ちゃんは「バイバイ」と言って靴を履き替え、帰って行った。
玲奈ちゃんが去って数秒。



