幼なじみがこんなにも私に恋していたなんて

すぅ。

私は覚悟を決めるため、深く息を吸う。

「じ、仁くんっ・・・・・・!」

そう声を発すると仁くんは驚いたように目を見開く。

あんな怖いことがあって、危ういことがあった直後に言うことじゃないなんて分かってる。

でも、あの瞬間私を助けてくれた仁くんがこの上なくかっこよくて・・・・・・。

今だって思った。

「わ、私と付き合ってくださいっ・・・・・・!」

私は恥ずかしくても今までみたいに目をそらしたりせず、しっかりと仁くんの目を見つめた。

「っ・・・・・・」

仁くんは嬉しいのか困惑してるのか色々な感情が表情によって現れていた。

「っ、ぇっ・・・・・・!」

困惑した表情の仁くんだったから予測していなかった。

仁くんに抱きしめられた。

「ああ」

仁くんは私の髪を撫でながら私の背中をさする。

すると仁くんは私の顎を片手で掴みそっと顔を近づける。

「っ・・・・・・!ん、っ・・・・・・!」

そっと仁くんが顔を離すと、もう一度私を抱きしめる。