幼なじみの彼は、好きで、死にそう。

仁くんが見たら勝手に取っていっちゃうから・・・・・・。

そう思い私はポケットにはボタンが付いている高校の制服にとてつもなく感謝をした。

ポケットのボタンを閉じ、いつも通り仁くんが来てくれることを持った。

「・・・・・・澪、特に何もなかったよな」

「うん・・・・・・!大丈夫だったよ!」

私が笑顔で答えると一拍置いてから「・・・・・・ふーん、そっか」と仁くんが言った。

その様子に一瞬ビクッとしたけれど、すぐに平静を装った。

「仁くんは・・・・・・?よく告白されるし・・・・・・」

仁くんが他の女の子の彼氏になるのは嫌だな・・・・・・。

そう思って仁くんに聞くと、私を見つめた。

「澪は心配しなくて良い」

安心させるように・・・・・・というか言い聞かせるように仁くんが言う

この瞬間に・・・・・・仁くんの中で何かが鳴ったことを、私は知らなかった。

*  *  *

「仁くん、ちょっとトイレ言ってくるね」

私はそう言って仁くんから離れてトイレに駆け込んだ。

個室の中に入り、鍵を締めポケットのボタンを外して手紙を開いた。

宛先は私で間違いない。

置いたのは隣のクラスの男の子だった。