これは私達が中学1年生の時の冬。
学校へ向かっているといきなり仁くんは足を止め、呆然と1点を見つめている。
仁くんの視線の先を見ると、塀に座って私達の方にスマホを向けている男の人が一人。
ふるふると震える仁くんの視線は定まり、その男の人を思い切り睨む。
そのままさっきまで歩くのが遅い私に合わせていたスピードが何倍になったのだろうかと思うくらいに速いスピードで仁くんはスタスタと歩く。
「っ、ひっ!」
その男の人は仁くんが凄い形相で近付いていることに気付き、そんな声を出す。
私は先を歩く仁くんに追いつこうと走り出した。
でも、仁くんに追いつく前に仁くんは男の人の所に着く。
男の人は恐怖で体が動かないのか、顔は青いのに塀から降りることも逃げ出そうとする仕草もなかった。
「二度と視界に入るなって言っただろ」
仁くんはその男の人の腕を掴み、スマホを奪う。
「ちっ・・・・・・またかよ」
そう言った後、仁くんは男の人のスマホを床に投げて踏みつける。
バキッ
画面が割れたとすぐ分かるような音をたて、男の人のスマホはバッキバキに割れたいた。
それを見た途端、私は足を止めてしまう。
周りに人がいないとだけあってどれだけ大きな音が響いても誰も出てこないし反応しない。
学校へ向かっているといきなり仁くんは足を止め、呆然と1点を見つめている。
仁くんの視線の先を見ると、塀に座って私達の方にスマホを向けている男の人が一人。
ふるふると震える仁くんの視線は定まり、その男の人を思い切り睨む。
そのままさっきまで歩くのが遅い私に合わせていたスピードが何倍になったのだろうかと思うくらいに速いスピードで仁くんはスタスタと歩く。
「っ、ひっ!」
その男の人は仁くんが凄い形相で近付いていることに気付き、そんな声を出す。
私は先を歩く仁くんに追いつこうと走り出した。
でも、仁くんに追いつく前に仁くんは男の人の所に着く。
男の人は恐怖で体が動かないのか、顔は青いのに塀から降りることも逃げ出そうとする仕草もなかった。
「二度と視界に入るなって言っただろ」
仁くんはその男の人の腕を掴み、スマホを奪う。
「ちっ・・・・・・またかよ」
そう言った後、仁くんは男の人のスマホを床に投げて踏みつける。
バキッ
画面が割れたとすぐ分かるような音をたて、男の人のスマホはバッキバキに割れたいた。
それを見た途端、私は足を止めてしまう。
周りに人がいないとだけあってどれだけ大きな音が響いても誰も出てこないし反応しない。



