幼なじみがこんなにも私に恋していたなんて

私はどうやら失態を犯してしまった様。

っ・・・・・・!

首を横に振る私を見て仁くんは不満気な顔をする。

無理無理っ・・・・・・そんなの、心臓壊れるっ・・・・・・!

「・・・・・・ふっ・・・・・・顔真っ赤」

「っ・・・・・・!!」

声にもならない声しか出ず、私は恥ずかしさに目線を無理矢理そらす。

そんなことをしてしまうと、仁くんは私の腕を引っ張り自分の座っている膝に私を座らせ、腕で私を抱きしめた。

「じゃあ俺を呼び捨てで呼ぶまでこのまま」

仁くんにそう言われ私は自分の心音が耳にまで届いていることに気付く。

「バックバクじゃん」

耳元で仁くんが私に言う。

嬉しそうな声色に私はまた心臓がドクっと波打つ。

「澪は俺の物だ」

改めて存在確認をするように仁くんは私を撫でる。

「他の男が好きなのに俺にドキドキしてんの、どーゆー気分だよ」

仁くん、私仁くん好きだからぁ・・・・・・。

私は声に出さずに心で思った。

「・・・・・・は・・・・・・?」