幼なじみの彼は、好きで、死にそう。

「澪」

何もすることがなく、ただベットの上で寝っ転がっていると扉が開く。

その扉の音と仁くんが発した言葉に合わせて私も体を起こす。

「仁くん・・・・・・」

私が小さく言うと、仁くんは少し困ったような顔をした。

「俺の理性ぶっ壊れる前にそういうの止めてもらって良いか」

・・・・・・?

仁くんの言っていることが分からずぽかんとしていると、仁くんは扉の近くから私の横にまで来た。

「澪は朝、何食いたい」

そう聞かれ、私はうーんと下を向いて悩んだ。

「特に希望はないかな・・・・・・」

というか・・・・・・いくら好きな人とは言え監禁された状態だと何が正解か探してしまう・・・・・・。

「そうか」

仁くんはそう言って部屋を出て行った。