幼なじみの彼は、好きで、死にそう。

ど、こ・・・・・・?

辺りをグルっと見回すと知らない白い部屋に連れてこられていた。

「俺と澪の秘密基地。覚えとけ」

仁くんにそう言われたけれど仁くんの言い方的にはそんな明るい言葉の部屋じゃないと私でも分かった。

「澪はもうここから出さねぇし、俺以外誰とも会わせない」

その言葉に背筋が凍る。

「どうい、う「知らなくて良い」

仁くんは少し悲しそうな瞳で私を撫でた。

「ただ俺の側に居るだけでいい。何不自由させない」

まるで結婚のプロポーズをするかのような真剣な瞳で見つめられ、私はついこんな状況なのにもかかわらずドキッとしてしまった。

こんなカッコいい顔で見つめないでよ・・・・・・。

少し体温が上昇したのを感じながらも私はゆっくり頷く。

「良かった」

さっきの真剣さと悲しさを感じさせないような裏のあるような声に私は落ちていた目線を反射的に上げる。

ガチャ

そう思ったのも束の間、腕に金属を感じた。

「やっと捕まった」

「じ、仁くん・・・・・・?これは・・・・・・?」

私は毛布をめくって足についているソレも右手首を上げて両手首についているソレも見せる。