そして、放課後がくる。 あたしがるんるんでカバンに荷物を詰めていると 「吉岡さん」 と頭の上から呼ぶ声がした。 顔を上げると、そこにはあたしを見下ろす空くんがいた。 「えっ、空くん」 あたしばビックリして目がキョトンとなる。 だって空くんからあたしの席に尋ねてきたことはほぼないと思う。 「準備できましたか?」 そう言ってあたしを待っててくれてるようだ。 「えっうん!できたよ!」 驚く気持ちを抑えて、席を立つ。 「じゃあ行きますか」 そう言って歩き出す空くん。