「すごい……」
自分が呟くと、ベンジャミンさんが剣を大きく振る。剣先から炎が出て遠くまで飛んでいく。でも不思議なことに、炎は草の上を通っていったのに草は燃えることはなかった。
「魔法と剣を使う魔法使いのことを、魔法剣士って言うんだよ。魔法と剣が使えたら、魔族との戦闘で有利になる。近接戦も遠距離戦もできるようになるからね」
クラウスさんが自分の隣に立ち、ベンジャミンさんを尊敬の眼差しで見つめる。ベンジャミンさんは言った。
「魔法剣士はなるのに特別な資格とかはいらないし、自分に合った剣と実力、あとは実技試験に合格すればいいんだ。おまけに体力もつくし、いいことが多いぞ!」
「魔法剣士……」
頭の中に浮かんだのは、ベンジャミンさんから渡されたウィルソン家の家宝である剣だ。その剣は自分に与えられた部屋に置かれている。鞘からまだ一度も剣を抜けていない。
(あの剣を使ってみたい!)
この世界に来て、絵以外で初めて興味があることができた。でも、心の片隅でこんなことを考えてしまう。
自分が呟くと、ベンジャミンさんが剣を大きく振る。剣先から炎が出て遠くまで飛んでいく。でも不思議なことに、炎は草の上を通っていったのに草は燃えることはなかった。
「魔法と剣を使う魔法使いのことを、魔法剣士って言うんだよ。魔法と剣が使えたら、魔族との戦闘で有利になる。近接戦も遠距離戦もできるようになるからね」
クラウスさんが自分の隣に立ち、ベンジャミンさんを尊敬の眼差しで見つめる。ベンジャミンさんは言った。
「魔法剣士はなるのに特別な資格とかはいらないし、自分に合った剣と実力、あとは実技試験に合格すればいいんだ。おまけに体力もつくし、いいことが多いぞ!」
「魔法剣士……」
頭の中に浮かんだのは、ベンジャミンさんから渡されたウィルソン家の家宝である剣だ。その剣は自分に与えられた部屋に置かれている。鞘からまだ一度も剣を抜けていない。
(あの剣を使ってみたい!)
この世界に来て、絵以外で初めて興味があることができた。でも、心の片隅でこんなことを考えてしまう。



