ベンジャミンさんが申し訳なさそうに口を閉ざす。自分が今度は口を開いた。
「あの、その机にあるのはーーー」
「ああ。君たちの家から持ってきたんだ」
ベンジャミンさんは自分に剣を、フローラちゃんに耳飾りを渡す。そして説明してくれた。
「この世界の貴族の家にはそれぞれ役割りがある。ウィルソン家は知恵の家と呼ばれ、医師や学者を多く輩出する家だった。オルコット家は貿易の家と呼ばれ、多くの国や他民族と取り引きをし、文化の発展に貢献してきた、その剣と耳飾りは王から授けられた家宝だよ」
「家宝……」
フローラちゃんが呟き、耳飾りをジッと見つめる。花がモチーフになった可愛いデザインのものだ。花の種類はわからないけど、綺麗だな。
自分は手にした剣を見つめる。子どもの手には剣はずっしりと重い。持ち手の部分が独特だ。確か、こういうタイプの剣ってサーベルって名前だっけ。前世でよくやってたゲームで見たことがあるぞ。
(ていうか、知恵の家って呼ばれてるのに家宝は剣なんや。魔導書とかじゃないんやな)
「あの、その机にあるのはーーー」
「ああ。君たちの家から持ってきたんだ」
ベンジャミンさんは自分に剣を、フローラちゃんに耳飾りを渡す。そして説明してくれた。
「この世界の貴族の家にはそれぞれ役割りがある。ウィルソン家は知恵の家と呼ばれ、医師や学者を多く輩出する家だった。オルコット家は貿易の家と呼ばれ、多くの国や他民族と取り引きをし、文化の発展に貢献してきた、その剣と耳飾りは王から授けられた家宝だよ」
「家宝……」
フローラちゃんが呟き、耳飾りをジッと見つめる。花がモチーフになった可愛いデザインのものだ。花の種類はわからないけど、綺麗だな。
自分は手にした剣を見つめる。子どもの手には剣はずっしりと重い。持ち手の部分が独特だ。確か、こういうタイプの剣ってサーベルって名前だっけ。前世でよくやってたゲームで見たことがあるぞ。
(ていうか、知恵の家って呼ばれてるのに家宝は剣なんや。魔導書とかじゃないんやな)



