マシューが首を傾げると、ハリーではなくジュディスが答える。
「イタリアのローマにある西暦八十年に完成したとされる巨大な闘技場のことだよ。世界遺産にも登録されてる」
「すごいね。西暦八十年って……」
「古代ローマ帝国の黄金期だよ!」
ジュディスがはしゃぐ。マシューは、世界遺産を知らないことに少し恥ずかしさを覚えていた。本物のコロッセオがどんなものなのか、写真ですら見たことがない。
(本物のコロッセオはどんな雰囲気なんだろう。ハリーが写真とか持ってないかな?)
学園で勉強するようになり、色んな知識を得たとマシューは思っていた。しかし世界に目を向けると、彼の知らないことばかりである。
闘技場のステージにマシューをはじめとする選手が立った。ステージをぐるりと囲んでいる観客席から歓声が上がる。しかし、教師陣の観覧席からヨランダが立ち上がると闘技場は静かになった。
「皆さん。今日はディセントラ戦です。今日までたくさんの鍛錬を積んできたでしょう。その実力を思う存分発揮し、みんなで力を合わせて優勝を目指してください。では、選手の名前を紹介します」
「イタリアのローマにある西暦八十年に完成したとされる巨大な闘技場のことだよ。世界遺産にも登録されてる」
「すごいね。西暦八十年って……」
「古代ローマ帝国の黄金期だよ!」
ジュディスがはしゃぐ。マシューは、世界遺産を知らないことに少し恥ずかしさを覚えていた。本物のコロッセオがどんなものなのか、写真ですら見たことがない。
(本物のコロッセオはどんな雰囲気なんだろう。ハリーが写真とか持ってないかな?)
学園で勉強するようになり、色んな知識を得たとマシューは思っていた。しかし世界に目を向けると、彼の知らないことばかりである。
闘技場のステージにマシューをはじめとする選手が立った。ステージをぐるりと囲んでいる観客席から歓声が上がる。しかし、教師陣の観覧席からヨランダが立ち上がると闘技場は静かになった。
「皆さん。今日はディセントラ戦です。今日までたくさんの鍛錬を積んできたでしょう。その実力を思う存分発揮し、みんなで力を合わせて優勝を目指してください。では、選手の名前を紹介します」



