醜い私が美貌の聖女になったら、危険な恋をして国が滅びた。

 ウルスラは従順で裏切らない魔獣の軍を作った。
 それにより、レイディン帝国は他国を猛スピードで侵略できた。

 そして、ウルスラは聖女でありながら、レイディン帝国の皇帝に君臨した。

 自らの死を意識した時には、世界を旅して魔獣を一ヶ所にまとめ結界を張った。
 好き勝手やっているようで、自らが死んだ後の世を考えた行動は民から称賛された。

 それ故、ウルスラは伝説の聖女とも、女神とも呼ばれる。

 エリシアがブレイクの肩に頭を預ける。
 その無防備さがブレイクの胸を締め付けた。

 ブレイクから見ても、エリシアは心奪われるような美しい女性だ。