さくらいろのあお

青春・友情

さくらいろのあお
作品番号
1780224
最終更新
2026/04/20
総文字数
3,051
ページ数
7ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
高二の春。
 学校の正門広場には、まだ桜が咲いている。
「また同じクラスだったね」
「メッセージアプリでメイクの見せ合いしようよ」
 仲が良さそうな人と人との間に弾ける、楽しそうな言葉たち。
 私は誰とも話さず、颯爽と通り抜ける。
――大きな丸眼鏡をかけた私。
 丸眼鏡は顔を隠すためじゃない。
 もちろん視力が悪いから。
 けれど都合よく目立たなくなるのも事実だ。
――私の顔には青いあざがある。
 私の名は村家沙織。――長い黒髪は櫛でとかし、ヘアゴムで一つ縛りにした。
「青いあざのせいじゃないもの」
 私は心の中で呟く。まるで自分にかけられた呪いを払うように。
 学校で私の居場所とは、将棋部の部室だ。
あらすじ
顔に青いあざのある女子高生・村家沙織――。
社交的だけど引っ込み思案な彼女の将棋部生活。
部室で姫プレイ中の三石琴音に触発されて男の子を好きになる。

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