「リズさん……いや、ハリエットさんはどうして本当の名前を隠していたんですか?ハリエットさんはどこに行っちゃったんですか?」
カナタが訊ねる。マーガレットもコクコクと頷いていた。レオンハルトは拳を握り締める。
「……ハリエットはずっと命を狙われている。だから、名前と過去を隠すしかなかったんだ」
「誰がリズを狙っていたんだい?」
オルハンが口を開く。レオンハルトはこの部屋をぐるりと見回した。この部屋には魔力が残っている。魔法使いがリズーーー否、ハリエットを攫ったのだ。この魔力の持ち主が誰なのか、レオンハルトにはもう見当がついている。
「犯人はジョセフ・ファスベンダー卿だ。何故なら彼はーーー」
レオンハルトが地道な捜査で見つけた答えを話すと、全員の表情が驚きに満ちたものに変わった。しかし、その瞳には怒りが宿っていく。ジョセフの犯行動機は、あまりにも身勝手過ぎるものだ。
「つまり、リズーーーじゃねぇ。ハリエットは今、ジョセフ・ファスベンダーに連れ去られてるってことだな。探偵社を舐めやがって」
カナタが訊ねる。マーガレットもコクコクと頷いていた。レオンハルトは拳を握り締める。
「……ハリエットはずっと命を狙われている。だから、名前と過去を隠すしかなかったんだ」
「誰がリズを狙っていたんだい?」
オルハンが口を開く。レオンハルトはこの部屋をぐるりと見回した。この部屋には魔力が残っている。魔法使いがリズーーー否、ハリエットを攫ったのだ。この魔力の持ち主が誰なのか、レオンハルトにはもう見当がついている。
「犯人はジョセフ・ファスベンダー卿だ。何故なら彼はーーー」
レオンハルトが地道な捜査で見つけた答えを話すと、全員の表情が驚きに満ちたものに変わった。しかし、その瞳には怒りが宿っていく。ジョセフの犯行動機は、あまりにも身勝手過ぎるものだ。
「つまり、リズーーーじゃねぇ。ハリエットは今、ジョセフ・ファスベンダーに連れ去られてるってことだな。探偵社を舐めやがって」

