車で走って20分程経った頃、携帯が鳴った。
二年生の時に同じクラスで、今年も同じクラスの女の子からだった。
「天音さん、クラスのトークルーム入って!今すぐ!」
前に誘われた時はどうせ意味が無いので入らなかった。でも、何故か勢いに押されてふと「参加」のボタンを押してしまう。
「……深冬?」
こちらを振り返ったお母さんが急に驚いた顔をした。
「深冬、どうしたの!?」
「え……?」
気づいたら、涙がボロボロに溢れていた。
クラスのトークルームには、短い文章。
「天音さん、めっちゃありがとう! 三年二組全員より!」
こぼれ出した涙は止まらない。
「ねぇ、お母さん。私、あと二年しか生きられないの」
「……そうね」
何故か、お母さんも泣き始めていた。
「毎日、楽しみたい。だって、あと二年しかないから」
「……うん」
「でもね、今日、楽しかったの。ただそれだけなの」
お母さんは車を近くのコンビニに止めて、涙をさらに流していた。
「ねぇ、またたまに描きに行っても良いかな? 何でかな、本当に、本当に、楽しかったの」
もう息が出来ないほどの嗚咽と共に溢れる涙の理由は一体なんなの?
分からない。
でも、久しぶりに誰かに「ありがとう」と言われた気がした。
二年生の時に同じクラスで、今年も同じクラスの女の子からだった。
「天音さん、クラスのトークルーム入って!今すぐ!」
前に誘われた時はどうせ意味が無いので入らなかった。でも、何故か勢いに押されてふと「参加」のボタンを押してしまう。
「……深冬?」
こちらを振り返ったお母さんが急に驚いた顔をした。
「深冬、どうしたの!?」
「え……?」
気づいたら、涙がボロボロに溢れていた。
クラスのトークルームには、短い文章。
「天音さん、めっちゃありがとう! 三年二組全員より!」
こぼれ出した涙は止まらない。
「ねぇ、お母さん。私、あと二年しか生きられないの」
「……そうね」
何故か、お母さんも泣き始めていた。
「毎日、楽しみたい。だって、あと二年しかないから」
「……うん」
「でもね、今日、楽しかったの。ただそれだけなの」
お母さんは車を近くのコンビニに止めて、涙をさらに流していた。
「ねぇ、またたまに描きに行っても良いかな? 何でかな、本当に、本当に、楽しかったの」
もう息が出来ないほどの嗚咽と共に溢れる涙の理由は一体なんなの?
分からない。
でも、久しぶりに誰かに「ありがとう」と言われた気がした。



