お兄ちゃんの、いる場所。



​わたしは、
ろくさいになりました。


もうすぐ、
しょうがっこうにいくんだよ。


このあいだ、おかあさんから
おしえてもらった。


れんおにいちゃんが
いったところは、

「てんごく」っていう
ばしょなんだって。


​てんごくには、おはなが
いっぱいいっぱい、さいているみたい。


しろいおはなとか、きいろいおはなとか。
とってもきれいなばしょなんだって。


「れんおにいちゃん、そこでおはな つんでいるのかな」


​わたしは、
おにわにさいている

しろつめくさをみました。


れんおにいちゃんは、
ゆびが
とってもきれいで、

しろつめくさを
あむのがじょうずだった。


わたしのあたまにあわせて、
かわいい「はなのてぃあら」をつくってくれたの。


「おにいちゃん、また、てぃあらつくってくれるかな」


てんごくのおはなは、
きっと、おにわのおはなよりも
もっとキラキラしている。


おにいちゃんが、
つくってくれるてぃあらをかぶったら、


わたし、ほんとうのおひめさまに
なれるきがするんだ。


おかあさんは

「きっと、つくってまっててくれるわよ」


って、わらってくれた。


だからわたしは、
てんごくを、たのしみなばしょにすることにしたよ。


いつか、あえるひがきたら、

おにいちゃんが、

いちばんきれいにんでくれたてぃあらを、

プレゼントしてほしいな。


​おにいちゃん。
てんごくは、たのしい?


おはなは、きれいにさいてる?
​わたしも、もうすぐ、いちねんせい。


おにいちゃんに、まけないくらい、

おべんきょうも
うんどうもがんばるからね。