休み時間になると、僕は真っ直ぐに、自席に座っているめぐみの元へ向かった。
彼女は金森と何やら喋っていたけれど、どうしても直接言っておきたかったし、これ以上タイミングを逃したくなかった。
「……めぐ。今日も部活、遅くまである?」
僕が上から声をかけると、めぐみはピクッと肩を揺らした。
顔を少しだけこちらに向けながら、目は合わせないまま答えた。
「……うん、たぶん」
「……家で待ってるから。帰ってきたら教えてくれない?」
少し強引にそう言うと、彼女は小さく「……わかった」と頷いた。
向かいに座る金森が、何も言わずにめぐみと僕の顔を交互に一度ずつ見比べていた。
とりあえず、今日話す約束はできてよかった。
(でも……なんか、すげーテンション低かった気がする)
自分の席に戻りながら、首を傾げる。
昨日、うちに来てくれたのに会えなくて怒っているとか……?
いや、さすがにそれはないか。
あの『世界平和めぐみ』は、そのくらいのことでは腹を立てないだろう。
第一、この長い付き合いの中で、実はめぐみが怒っているところなど一度も見たことがないのだ。
彼女は金森と何やら喋っていたけれど、どうしても直接言っておきたかったし、これ以上タイミングを逃したくなかった。
「……めぐ。今日も部活、遅くまである?」
僕が上から声をかけると、めぐみはピクッと肩を揺らした。
顔を少しだけこちらに向けながら、目は合わせないまま答えた。
「……うん、たぶん」
「……家で待ってるから。帰ってきたら教えてくれない?」
少し強引にそう言うと、彼女は小さく「……わかった」と頷いた。
向かいに座る金森が、何も言わずにめぐみと僕の顔を交互に一度ずつ見比べていた。
とりあえず、今日話す約束はできてよかった。
(でも……なんか、すげーテンション低かった気がする)
自分の席に戻りながら、首を傾げる。
昨日、うちに来てくれたのに会えなくて怒っているとか……?
いや、さすがにそれはないか。
あの『世界平和めぐみ』は、そのくらいのことでは腹を立てないだろう。
第一、この長い付き合いの中で、実はめぐみが怒っているところなど一度も見たことがないのだ。



