「私もむかしお琴を習っていたの。だから貴方の部室の前を通るたびに懐かしくて、たまに聴き入っちゃうの」
「ありがとうございます……」
突然褒められて、小さな声でお礼を言うことしか出来ない。
「呼び止めてごめんなさいね。早く部室に戻りなさい」
おばちゃんに促されるまま、食堂を後にする。
どこかふわふわとした感覚のまま部室に戻ると、さぶが私を出迎えるように「にゃあ」と鳴いてくれる。
その声でやっとハッと我に返るように自分の感情が分かった。
「ねぇ、さぶ。私の琴を聞いてくれる人もいたんだね」
「にゃあ」
「なんか結構嬉しかったかも」
「ありがとうございます……」
突然褒められて、小さな声でお礼を言うことしか出来ない。
「呼び止めてごめんなさいね。早く部室に戻りなさい」
おばちゃんに促されるまま、食堂を後にする。
どこかふわふわとした感覚のまま部室に戻ると、さぶが私を出迎えるように「にゃあ」と鳴いてくれる。
その声でやっとハッと我に返るように自分の感情が分かった。
「ねぇ、さぶ。私の琴を聞いてくれる人もいたんだね」
「にゃあ」
「なんか結構嬉しかったかも」



