そのまま部室にささっと戻ろうとすると、食堂のおばちゃんに呼び止められた。
「その格好のまま帰るの? 今日は寒いから気をつけなさいね」
「なんて優しい人」と心の中で一気におばちゃんに親近感が湧いたのが分かる。
「大丈夫です。部室に戻るだけなので。ありがとうございます」
「部室? サークルに入っているの?」
「私は和楽器サークルで……」
私の言葉におばちゃんが驚いた顔に変わる。
「お琴の子?」
「え?」
「ああ、ごめんなさいね。ここからお手洗いに行く時にたまに和楽器サークルの部室の前を通るのだけれど、綺麗なお琴の音が聞こえることがあって……」
そのおばちゃんの言葉の言い方は嫌悪感でも、ただの事実でもなく……少しだけ嬉しそうだった。
「その格好のまま帰るの? 今日は寒いから気をつけなさいね」
「なんて優しい人」と心の中で一気におばちゃんに親近感が湧いたのが分かる。
「大丈夫です。部室に戻るだけなので。ありがとうございます」
「部室? サークルに入っているの?」
「私は和楽器サークルで……」
私の言葉におばちゃんが驚いた顔に変わる。
「お琴の子?」
「え?」
「ああ、ごめんなさいね。ここからお手洗いに行く時にたまに和楽器サークルの部室の前を通るのだけれど、綺麗なお琴の音が聞こえることがあって……」
そのおばちゃんの言葉の言い方は嫌悪感でも、ただの事実でもなく……少しだけ嬉しそうだった。



