「とりあえず、その『さぶ』におやつをあげて来たら?」
「あげてくるけど……葉乃も来る?」
「私はこの後、家族とお出かけだから。さっきもその連絡を返していたの」
「え、ごめん。長話しちゃった」
「全然、今から行けば余裕で間に合うし。ていうか、今度また『さぶ』の話を聞かせてね」
そう言いながら、葉乃は横に置いてあったバッグを肩にかけて席を立つ。
「美花、最近部室で一人で寂しそうだったから楽しそうで安心したわ。また琴も聴かせて」
「うん、ありがと!」
葉乃を見送った後に、私はそのままおやつを手に部室に戻る。
さぶはさっきと同じ軒下で丸まったままだった。
「中に入らなくても寒くないの?」
「にゃ!」
「名前を呼んだんじゃないよ!?」
「……にゃぁぁぁ」
「ちょっと寂しそうにしないで!?」
「あげてくるけど……葉乃も来る?」
「私はこの後、家族とお出かけだから。さっきもその連絡を返していたの」
「え、ごめん。長話しちゃった」
「全然、今から行けば余裕で間に合うし。ていうか、今度また『さぶ』の話を聞かせてね」
そう言いながら、葉乃は横に置いてあったバッグを肩にかけて席を立つ。
「美花、最近部室で一人で寂しそうだったから楽しそうで安心したわ。また琴も聴かせて」
「うん、ありがと!」
葉乃を見送った後に、私はそのままおやつを手に部室に戻る。
さぶはさっきと同じ軒下で丸まったままだった。
「中に入らなくても寒くないの?」
「にゃ!」
「名前を呼んだんじゃないよ!?」
「……にゃぁぁぁ」
「ちょっと寂しそうにしないで!?」



