窓枠を越えなくても、音は届く。

つまり、さぶはこの大学内にいるってこと?
 
しかも、ちゃんと忘れずに今日のメモ用紙を首から下げている。

えっと、今日のメモは……

『私のおやつはどこですか? ヒント:大学の一階で休憩できる場所』

そのメモを見た私の一言目は、決まっていた。

「さぶ! 貴方、夕飯の前におやつも食べるの!?」

「にぁあ……」

「ちょっと『いやぁ、それほどでも』感出して鳴かないで!?」

「にゃあ!」

「自信満々なら良いってもんじゃないでしょ! 食べ過ぎじゃない!?」

「……」

「無視するなー!!!」

私はそんなことを言いながらも、私は「おやつの量にもよるな」と思ってとりあえず指定された場所に向かうことにした。