裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

 私の姿を見ると鬼の形相で「全てアオのせいだ」と罵倒し、暴力を振ってくる。

 私は母が眠りにつく時間まで健太郎さんの部屋で過ごし、眠りについただろう時間に家に戻る生活が続いていた。

 母は眠りにつくと午後くらいまで起きてこない。
 その状態が普通じゃないとはわかっていても、もう彼女を何とかしてあげたいという気持ちはなくなっていた。

 それくらい私は自分の生まれたことを否定されるような言葉を、彼女に浴びさせられ続けた。

「どうぞ、アオさん座ってください」
 目の前には、お祝いの料理が並んでいる。

「もしかして、健太郎さんが作ったんですか?」