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【品名】謎のコウモリ
【価格】不明
【危険度】★★★★
【属性】デジタイズには、『本体』を見つける必要があります
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「本体……?」
画面に浮かんだ予想外の警告に、頭が真っ白になる。
目の前のコウモリの妖怪さんは、影が実体化したような偽物だったんだ。
じゃあ、本体はどこに?
悩んでいる間も、妖怪たちの勢いはますます激しくなり、平たちは次第に追い込まれていく。
「まひろ、急げ! このままじゃ俺たち全員、コレクションにされちまう!」
「分かっている。でも……本体がどこにいるのか分からないよ!」
泣きそうになったわたしの隣に、蒼生くんがさっとすべり込んできた。
「まひろさん。『妖気レーダー』で、あのコウモリの妖怪の本体を見つけ出そう!」
「妖気レーダーで……?」
蒼生くんが見せてくれたのは、先程の星岡神社の妖怪専用のサイト。
青白く光る画面を見つめる彼の横顔は、いつになく真剣で、すごく頼もしく見えた。
「妖気レーダーなら、本体が校舎のどこに潜んでいるのか分かるはずだ」
「すごい……。そんなこともできるんだ!」
スマホの画面には、学校の案内図がコウモリの妖怪さんの妖気と混ざり合って、不気味な地図として浮かび上がっていく。
そこにドクンドクンと脈打つような、真っ赤な点滅が重なる。
その場所は――。
【品名】謎のコウモリ
【価格】不明
【危険度】★★★★
【属性】デジタイズには、『本体』を見つける必要があります
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「本体……?」
画面に浮かんだ予想外の警告に、頭が真っ白になる。
目の前のコウモリの妖怪さんは、影が実体化したような偽物だったんだ。
じゃあ、本体はどこに?
悩んでいる間も、妖怪たちの勢いはますます激しくなり、平たちは次第に追い込まれていく。
「まひろ、急げ! このままじゃ俺たち全員、コレクションにされちまう!」
「分かっている。でも……本体がどこにいるのか分からないよ!」
泣きそうになったわたしの隣に、蒼生くんがさっとすべり込んできた。
「まひろさん。『妖気レーダー』で、あのコウモリの妖怪の本体を見つけ出そう!」
「妖気レーダーで……?」
蒼生くんが見せてくれたのは、先程の星岡神社の妖怪専用のサイト。
青白く光る画面を見つめる彼の横顔は、いつになく真剣で、すごく頼もしく見えた。
「妖気レーダーなら、本体が校舎のどこに潜んでいるのか分かるはずだ」
「すごい……。そんなこともできるんだ!」
スマホの画面には、学校の案内図がコウモリの妖怪さんの妖気と混ざり合って、不気味な地図として浮かび上がっていく。
そこにドクンドクンと脈打つような、真っ赤な点滅が重なる。
その場所は――。



