「まひろ、無理はするなよ」
「まひろさん。僕たちが必ず、君を守るよ」
平と蒼生くんの言葉に、何だか無駄にドキドキしちゃう。
顔が真っ赤になって、思わずうつむいてしまう。
どうしようもないくらい、『好き』でいっぱいだ。
気合いを入れて、ダメ元で聞いて見る。
「どこまで行くつもり?」
『ひえっ~、屋上だよ!』
勢いに押し負けたコウモリの妖怪さんは即答。
ええっ、意外だよ!?
素直に教えてくれるとは思わなかった。
もしかして、罠にハメようとしているとか?
「まひろ様。屋上から、嫌な気配を感じますの……」
ナナちゃんは、アマビエならではの感性で危険を察知する。
『ケケケッ、なんだ? そこのアマビエは、屋上が怖いみたいだぜ!』
『そ、そんなことないですの!』
コウモリの妖怪さんの高笑いに、ナナちゃんのこめかみがピクピクする。
コウモリの妖怪さんの挑発に、イライラが募っていくみたい。
ナナちゃん、真に受けちゃダメ!
ここは、スルーしておこう。
『怖くないですの! まひろ様、ナナも行きますの!』
「うん! 絶対に追いついてみせるんだから!」
わたしは空回りしつつも、全力で駆け出す。
屋上に近づくにつれて、次第に空気が重くなる。
ひんやりした風が吹く。
空気が重くて、肌がピリピリする。
階段の一段一段が、まるで底なし沼に沈んでいくみたいに重い。
それでも、わたしは足を止めない。
怖いけれど、不器用なりに頑張りたい!
守られるだけじゃなくて、わたしも二人を支えたいから!
屋上の扉を開ける直前、強く強く願った。
でも、この時、わたしたちの絆に不穏な影が忍び寄っていたことなんて、全く気づいていなかったんだ。
「まひろさん。僕たちが必ず、君を守るよ」
平と蒼生くんの言葉に、何だか無駄にドキドキしちゃう。
顔が真っ赤になって、思わずうつむいてしまう。
どうしようもないくらい、『好き』でいっぱいだ。
気合いを入れて、ダメ元で聞いて見る。
「どこまで行くつもり?」
『ひえっ~、屋上だよ!』
勢いに押し負けたコウモリの妖怪さんは即答。
ええっ、意外だよ!?
素直に教えてくれるとは思わなかった。
もしかして、罠にハメようとしているとか?
「まひろ様。屋上から、嫌な気配を感じますの……」
ナナちゃんは、アマビエならではの感性で危険を察知する。
『ケケケッ、なんだ? そこのアマビエは、屋上が怖いみたいだぜ!』
『そ、そんなことないですの!』
コウモリの妖怪さんの高笑いに、ナナちゃんのこめかみがピクピクする。
コウモリの妖怪さんの挑発に、イライラが募っていくみたい。
ナナちゃん、真に受けちゃダメ!
ここは、スルーしておこう。
『怖くないですの! まひろ様、ナナも行きますの!』
「うん! 絶対に追いついてみせるんだから!」
わたしは空回りしつつも、全力で駆け出す。
屋上に近づくにつれて、次第に空気が重くなる。
ひんやりした風が吹く。
空気が重くて、肌がピリピリする。
階段の一段一段が、まるで底なし沼に沈んでいくみたいに重い。
それでも、わたしは足を止めない。
怖いけれど、不器用なりに頑張りたい!
守られるだけじゃなくて、わたしも二人を支えたいから!
屋上の扉を開ける直前、強く強く願った。
でも、この時、わたしたちの絆に不穏な影が忍び寄っていたことなんて、全く気づいていなかったんだ。



