ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!



夕暮れの廊下に伸びる不気味な影。
そして、どこからか聞こえる鈴の音。
あちこちから響き渡る悲鳴といい、何だか、わたしたちの知っている学校じゃないみたいだ。
おそるおそる歩いていたら、蒼生くんが声をかけてきた。

「まひろさん、これを見て!」

蒼生くんが見せてくれたのは、星岡神社の公式サイト。

「パスワードを入力すると、あやかし専用の特殊なサイトページに移動できる」
「特殊なサイトに……」

蒼生くんが指を動かすと、普通の神社のサイトから、妖怪専用のサイトに切り替わる。

「うわあっ!」

先程の神社のサイトには、『お守りの紹介や参拝時間』が載っていたのに。
切り替わった途端、『妖怪封印用アプリの紹介』や『妖怪リスト』に変わっていてすごい!

「この『妖気レーダー』のアプリを起動すると、校舎のどこに『奪われたバーコードリーダー』があるのか分かるんだ」
「そうなんだ!」

スマホの画面には、学校の案内図が悪奪鬼さんの妖気と混ざり合って、不気味な地図として浮かび上がっていた。
赤い点滅は、チカチカと『理科室』を指し示している。
まるで、ここに行くように道案内しているみたいだ。
ナビゲーションアプリみたい。