ピッと封印!放課後のマジカル・プライスレス!

「星岡……! 魔よけ石があった、あの神社の名前は『星岡神社』だ!」

その言葉を皮切りに、懐かしい気持ちがこみ上げてきた。
……そうだ。
魔よけ石の封印を解いてしまったあの日。
『誰か』の力によって抑えられたように、辺りはしーんと静まり返った。
それって、星岡家の人が、魔よけ石の封印を強化したからだったんだ!
蒼生くんははにかんで、わたしの心を包み込むように言った。

「……あやかしの王は、いつの時代も、一人の少女に封印されることで、その力を制御してきた。そのなりゆきを見守ってきたのは、星岡家の者なんだ」
「なりゆきを……」

その説明で、ようやく点と点がつながる。
蒼生くんは、わたしと平を見守る使命を持っていた。
だから、わたしたちのことを、最初から知っていたのだろう。

「まひろさん。僕は星岡神社の跡取りなんだ。幼い頃から、あやかしを封印する鍵、『封印の巫女』である君を守るように言われてきた。君が、悪いあやかしに利用されることがないように」
「わたしを守る……」

蒼生くんの宣言に、わたしの胸がとくんと揺れる。
柔らかな微笑みの裏には、底知れぬ決意が見え隠れしていたからだ。