(考えただけで恐ろしいよ)
これからどうなっちゃうんだろう。
不安でいっぱいだ。
でも……。
「わたしたちの力を合わせたら、きっと大丈夫だよ」
心配かけたくなくて、わたしはせいいっぱいの笑顔を向ける。
すると、平が何かを察したような顔で、わたしの背中をポンポンと優しくなでた。
「まひろ、無理はするなよ」
「平……」
わたしは思わず、平の顔を見上げる。
「ねえ、どこにも行かないよね? わたしたちの知らないところになんか、行かないよね?」
思わずこぼれ落ちた本音に、わたしが表情を曇らせたその瞬間。
「ああ、当たり前だ! どこにも行くわけないだろう!」
平は力強く、わたしを抱きしめてくれた。
温もりが感じられる。
平の心臓の音が、トクン、トクンと伝わってくる。
それは、先程までの恐ろしい『黒の王』のものじゃなくて、間違いなく、わたしの知っている『平』のものだった。
「言っただろ? おまえが笑顔でいてくれるなら、俺はいつでもおまえのそばにいるって!」
「……うん、約束だよ」
平はどんなことがあっても、あの約束を果たそうとしてくれている。
それを感じて、温かな熱が胸の奥にじわりと広がっていく。
平はいつだって、わたしのヒーローだ。
不安なわたしの気持ちを、太陽の光のように溶かしてくれる。
これからどうなっちゃうんだろう。
不安でいっぱいだ。
でも……。
「わたしたちの力を合わせたら、きっと大丈夫だよ」
心配かけたくなくて、わたしはせいいっぱいの笑顔を向ける。
すると、平が何かを察したような顔で、わたしの背中をポンポンと優しくなでた。
「まひろ、無理はするなよ」
「平……」
わたしは思わず、平の顔を見上げる。
「ねえ、どこにも行かないよね? わたしたちの知らないところになんか、行かないよね?」
思わずこぼれ落ちた本音に、わたしが表情を曇らせたその瞬間。
「ああ、当たり前だ! どこにも行くわけないだろう!」
平は力強く、わたしを抱きしめてくれた。
温もりが感じられる。
平の心臓の音が、トクン、トクンと伝わってくる。
それは、先程までの恐ろしい『黒の王』のものじゃなくて、間違いなく、わたしの知っている『平』のものだった。
「言っただろ? おまえが笑顔でいてくれるなら、俺はいつでもおまえのそばにいるって!」
「……うん、約束だよ」
平はどんなことがあっても、あの約束を果たそうとしてくれている。
それを感じて、温かな熱が胸の奥にじわりと広がっていく。
平はいつだって、わたしのヒーローだ。
不安なわたしの気持ちを、太陽の光のように溶かしてくれる。



