「あ……、バーコードリーダーが……!?」
その瞬間、バーコードリーダーが白金色に輝き出す……!
平が笑ってくれた時、一緒に怒られた時。
そんな小さな思い出のコードが、絶望を希望へと塗り替えていく!
そして――。
わたしは意を決して、平の胸元に、ぴたりとバーコードリーダーを押し当てた。
「平、こっちだよ! 平が帰る場所は、悪奪鬼さんたちのところなんかじゃない! わたしたちのところなんだからーー!!」
先程まで、ビーッと鳴り続けていたエラー音が、ふっと消えた。
白金色の光が、平を優しく包み込んでいく。
「……泣きすぎだろ、まひろ」
「平……」
光の中で、平の手が、わたしの涙をぬぐってくれた。
平らしい、少し照れくさそうな一言とともに。
金色だった瞳がゆっくりと、いつもの優しい色に戻っていく。
『……まさか、人間の分際で、王の覚醒を止めたというのか?』
悪奪鬼さんが、信じられないものを見るような目でこちらを見ていた。
理解できないように。
だけど、すぐに表情をゆがめる。
『……っ、あはは! 宮下まひろ。おもしろい、本当におもしろい人間だ!』
悪奪鬼さんが狂ったように笑い声を上げた。
でも、その瞳には明らかな焦りが混じっている。
その瞬間、バーコードリーダーが白金色に輝き出す……!
平が笑ってくれた時、一緒に怒られた時。
そんな小さな思い出のコードが、絶望を希望へと塗り替えていく!
そして――。
わたしは意を決して、平の胸元に、ぴたりとバーコードリーダーを押し当てた。
「平、こっちだよ! 平が帰る場所は、悪奪鬼さんたちのところなんかじゃない! わたしたちのところなんだからーー!!」
先程まで、ビーッと鳴り続けていたエラー音が、ふっと消えた。
白金色の光が、平を優しく包み込んでいく。
「……泣きすぎだろ、まひろ」
「平……」
光の中で、平の手が、わたしの涙をぬぐってくれた。
平らしい、少し照れくさそうな一言とともに。
金色だった瞳がゆっくりと、いつもの優しい色に戻っていく。
『……まさか、人間の分際で、王の覚醒を止めたというのか?』
悪奪鬼さんが、信じられないものを見るような目でこちらを見ていた。
理解できないように。
だけど、すぐに表情をゆがめる。
『……っ、あはは! 宮下まひろ。おもしろい、本当におもしろい人間だ!』
悪奪鬼さんが狂ったように笑い声を上げた。
でも、その瞳には明らかな焦りが混じっている。



