「そんなの、絶対に嫌! 勝手なこと言わないで!」
ゾッとするような提案を前にして、わたしの心に火がついた。
恐怖で震えていた足が、ガチリと地面を捉える。
(絶対にどこかにいる……。みんなを閉じ込めようとしている、卑怯な本体が!)
わたしはぐいと前のめりになる。
「そもそも、あなたは何者なの?」
そのわたしの問いかけを待っていたように、コウモリの妖怪さんがニタリと口角を上げた。
『ケケケッ、よくぞ聞いてくれた! 真の姿を見せるのは久しぶりだぜ……!』
その瞬間、コウモリの身体は夕暮れに溶けるように、スウッと消えていく。
急に周りの空気が冷たくなった、次の瞬間――。
ドォォォォンッ!
何もないはずの空間から、屋上を揺らすほどの衝撃とともに、激しい黒い炎が噴き出した。
「な、なにこれ……炎が、黒い……!?」
空の色に同化していた影が、ゆらゆらと形を成していく。
肌がビリビリしびれるような、嫌な熱さ。
そして炎の中から、今までとは比べものにならないほど、毒々しい『バーコード』が浮かび上がってきた。
ゾッとするような提案を前にして、わたしの心に火がついた。
恐怖で震えていた足が、ガチリと地面を捉える。
(絶対にどこかにいる……。みんなを閉じ込めようとしている、卑怯な本体が!)
わたしはぐいと前のめりになる。
「そもそも、あなたは何者なの?」
そのわたしの問いかけを待っていたように、コウモリの妖怪さんがニタリと口角を上げた。
『ケケケッ、よくぞ聞いてくれた! 真の姿を見せるのは久しぶりだぜ……!』
その瞬間、コウモリの身体は夕暮れに溶けるように、スウッと消えていく。
急に周りの空気が冷たくなった、次の瞬間――。
ドォォォォンッ!
何もないはずの空間から、屋上を揺らすほどの衝撃とともに、激しい黒い炎が噴き出した。
「な、なにこれ……炎が、黒い……!?」
空の色に同化していた影が、ゆらゆらと形を成していく。
肌がビリビリしびれるような、嫌な熱さ。
そして炎の中から、今までとは比べものにならないほど、毒々しい『バーコード』が浮かび上がってきた。



