理王くんの甘い罠

……綾瀬くんと、図書室で勉強をした日。私は家に帰ってとてつもない後悔に襲われていた。


今日は朝から先輩に会えたせいで、やけに機嫌が良かった。

だから、綾瀬くんにあんな変な態度を……!いっぱいからかっちゃった……。


申し訳ないと共に、恥ずかしさがある。でも……なぜだか、あの瞬間が心地よくて楽しかったと思ってしまう自分がいるんだ。



「っ〜!!落ち着いて私!!」


ボフッと勢いよく枕に顔を突っ込んだ。

足をバタバタさせながら、どうにか記憶を飛ばそうとしたのに……。


照れる、綾瀬くんの顔が、浮かんでくるの……



「……かわい、かったな……」






次の日の、朝。

今日はみんな大好き金曜日だ。