理王くんの甘い罠

「浅羽先輩って、可愛いよな」

「……は、はぁ?確かに美人だけど、お前、まじでどうした……?」


高橋は化け物でも見るような目で俺を見つめた。

そりゃそうだ、中学生からの付き合いのヤツがこんな態度に急になったら。



「恋すると、お前でもここまで変わるんだな……」

「……わからない、もう可愛い浅羽先輩で頭がいっぱいだ」


机にうつ伏せた。今、頭を浅羽先輩に撫でてもらえたら俺は、空だって飛べるだろう。


いや、嘘だ、飛ぶ前に爆発してしまう。