「ごめん……長くなるかもしれないけど、話していい?」
私が頷くと、祥ちゃんは前を見つめたまま続けた。
「……美絵が部活をしてるときの笑顔を見て、一目惚れ……して。でも、話しかける勇気なんてないから、ずっと遠くから見てた。美絵が笑っているのを見られると、それだけで嬉しかった」
横顔を見る。
気恥ずかしさがあるのか、私とは目を合わせず、前だけを見ながら話している。
「でも、大学で再会して、特に付き合ってからは……美絵を笑顔にするのは俺がいい、独り占めしたいって思うようになった。……けど、それを表に出すのはどうしてもカッコ悪い気がして……あまり出さないようにしてた」
「…………」
「美絵のため、とかじゃなくて。俺が美絵に、良く思われたいってだけ。たぶん、これからも隠しがちにはしちゃうと思うけど……本音はそういう感じ。そのくらい俺は……美絵のことが、好き」
「……うん」
言葉の一つひとつを心で受け止めるように、静かに相槌を打つ。
「それで……俺は……美絵とはこの先もずっと、一緒にいたいと思ってる」
そこで初めて、彼はこちらを向き、視線が交差した。
(あ……)
私が一番言いたかった言葉を、彼が先に、まっすぐ伝えてくれた。
私が頷くと、祥ちゃんは前を見つめたまま続けた。
「……美絵が部活をしてるときの笑顔を見て、一目惚れ……して。でも、話しかける勇気なんてないから、ずっと遠くから見てた。美絵が笑っているのを見られると、それだけで嬉しかった」
横顔を見る。
気恥ずかしさがあるのか、私とは目を合わせず、前だけを見ながら話している。
「でも、大学で再会して、特に付き合ってからは……美絵を笑顔にするのは俺がいい、独り占めしたいって思うようになった。……けど、それを表に出すのはどうしてもカッコ悪い気がして……あまり出さないようにしてた」
「…………」
「美絵のため、とかじゃなくて。俺が美絵に、良く思われたいってだけ。たぶん、これからも隠しがちにはしちゃうと思うけど……本音はそういう感じ。そのくらい俺は……美絵のことが、好き」
「……うん」
言葉の一つひとつを心で受け止めるように、静かに相槌を打つ。
「それで……俺は……美絵とはこの先もずっと、一緒にいたいと思ってる」
そこで初めて、彼はこちらを向き、視線が交差した。
(あ……)
私が一番言いたかった言葉を、彼が先に、まっすぐ伝えてくれた。



