「……っ」
ビックリして肩が跳ねる。
また戸惑いながらも、電話に出た。
「……はい?」
『それ、絶対大丈夫じゃねーだろ』
いきなりの一言に、面食らってしまった。
図星を突かれて焦りつつも、やや語気を強めて言い返した。
「……ご心配ありがとうございます。でも、修平くんには関係ないことなので!」
『まあ、そうだけど。どうせ相変わらず肝心な話できてねーんだろうなと思って』
見透かしたようにフッと笑われ、心に引っかかった。
自覚はないけれど……修平くんと付き合っていたとき、私にそんなところがあったんだろうか。
つい、聞いてみたくなってしまう。
私の身近にいる優しい人たち――祥ちゃんや、親友のいずみ――は、きっと私を気遣って、言葉をオブラートに包んでくれる。
でも、この修平くんなら、痛いところをストレートに突いてくれそうな気がしたのだ。
今はキツくてもいいから、客観的で、正直な意見がほしかった。
「あの……私のダメそうなところ、わかれば教えてください」
『……はい?』
「なんか、わかってるのかなと思って……違ったらいいんですけど」
そう言うと、修平くんは電話の向こうでしばらく黙り、やがて呆れたように話し出した。
『お前さ。必要以上に自分を下げて、勝手に相手の気持ち決めつけたりしてね? 向こうの気持ち、ちゃんと聞いてんの?』
「…………っ」
的確すぎて、何も言い返せない。
すると彼は、沈黙の理由まで察したように重ねる。
『あ。今「聞こうとしなかった私、最低」とか思ってるだろ』
「……エスパーですか?」
思わず目を見開いて呟くと、電話越しに声を出して笑われた。
『反省は後でいいから。一緒にいたいんだったら、自己完結しないでちゃんと聞け。言ってもらえなかったら、言ってもらえるような努力しろ』
「……相変わらず、厳しいですね」
痛い指摘への感謝と恥ずかしさを滲ませながら言った。
『お前の先輩に協力もしたし、六年越しの文句くらい言ってもいいだろ』
ビックリして肩が跳ねる。
また戸惑いながらも、電話に出た。
「……はい?」
『それ、絶対大丈夫じゃねーだろ』
いきなりの一言に、面食らってしまった。
図星を突かれて焦りつつも、やや語気を強めて言い返した。
「……ご心配ありがとうございます。でも、修平くんには関係ないことなので!」
『まあ、そうだけど。どうせ相変わらず肝心な話できてねーんだろうなと思って』
見透かしたようにフッと笑われ、心に引っかかった。
自覚はないけれど……修平くんと付き合っていたとき、私にそんなところがあったんだろうか。
つい、聞いてみたくなってしまう。
私の身近にいる優しい人たち――祥ちゃんや、親友のいずみ――は、きっと私を気遣って、言葉をオブラートに包んでくれる。
でも、この修平くんなら、痛いところをストレートに突いてくれそうな気がしたのだ。
今はキツくてもいいから、客観的で、正直な意見がほしかった。
「あの……私のダメそうなところ、わかれば教えてください」
『……はい?』
「なんか、わかってるのかなと思って……違ったらいいんですけど」
そう言うと、修平くんは電話の向こうでしばらく黙り、やがて呆れたように話し出した。
『お前さ。必要以上に自分を下げて、勝手に相手の気持ち決めつけたりしてね? 向こうの気持ち、ちゃんと聞いてんの?』
「…………っ」
的確すぎて、何も言い返せない。
すると彼は、沈黙の理由まで察したように重ねる。
『あ。今「聞こうとしなかった私、最低」とか思ってるだろ』
「……エスパーですか?」
思わず目を見開いて呟くと、電話越しに声を出して笑われた。
『反省は後でいいから。一緒にいたいんだったら、自己完結しないでちゃんと聞け。言ってもらえなかったら、言ってもらえるような努力しろ』
「……相変わらず、厳しいですね」
痛い指摘への感謝と恥ずかしさを滲ませながら言った。
『お前の先輩に協力もしたし、六年越しの文句くらい言ってもいいだろ』



