その後すぐ、息を切らした千尋さんが到着し、無事に修平くんと引き合わせることができた。
「本当にごめんね! ありがとう!」と平謝りする千尋さんを、なんとか作った笑顔で見送った。
一人になった瞬間、自分のあまりの情けなさに、今にも涙が溢れそうだった。
今日の夕方、祥ちゃんと会う約束をしているけれど。
今度こそ本当に、幻滅されたかもしれない。
「なんて勝手なやつなんだ」と、嫌気をさされたかもしれない。
◇
夕方。予定していた時間に合わせて、何度も祥ちゃんにメッセージを送り、コール音を鳴らし続けた。
けれど、返信はなく、どれだけ待っても折り返しの連絡は来なかった。
結局その日、私たちは会えなかった。
自分の浅はかさに対する後悔で涙が止まらず、暗い部屋で一人、一睡もできない夜を過ごした。



